面倒な作業は徹底的に効率化給与計算アウトソーシングのすすめ

企業が、自社の給与計算などを委託する給与計算代行をアウトソーシングサービスと言います。給与計算は定形的で細かい作業が多く、専門性が必要であるためアウトソーシングを検討される企業が増えてきています。近年のグローバル化での激しい競争の中で、従来よりもコストダウンをせざるを得なくなってきたため、企業は本業に専念し、それに伴う付随業務は外注するというスタイルが一般化しつつあります。アメリカでは弁護士や会計士といった専門性の高い業務を外部委託する考えから、給与計算代行も社労士や会計士へアウトソーシングするシステムがもともとありました。日本ではバブル崩壊後、注目されるようになりました。日本の企業では2014年調べによると20パーセント程度が給与計算アウトソーシングを活用している結果が出ています。

給与計算アウトソーシングで頼める業務内容

給与計算は、従業員の毎月のお給料の計算や支払い、住民税の計算や年末調整など1年を通して様々な業務があります。企業は給与計算担当者の人件費と教育コスト、システムソフトウェアの更新などにかかる費用などを考えると、給与計算のすべての業務を外部委託して丸投げした方がトータルコストの削減につながります。税制や社会保障関係の法令の改正にも、給与計算アウトソーシングなら最新の情報をキャッチし、対応してくれる専門家です。給与関係の業務を外部に丸投げできたら、企業のコアな業務により多くの時間と人員を動員でき、企業のメリットは高まる一方です。効率化を求める昨今の企業にはピッタリなシステムと言えるでしょう。デメリットは情報漏洩と、自社に給与計算にまつわるノウハウが蓄積しない点です。

デメリットを理解したうえで選ぶ業務委託

そもそも、多くの企業は会計士を雇って決算を行ったり、税制の改正などに即座に対応できるようなシステムととっています。ここでも情報漏洩のリスクは高く、システム的に信用できる業者と契約を結んでいるはずです。給与計算アウトソーシングも全く同じです。委託すれば情報漏洩のリスクが生まれますが、信用できるシステムを選ぶことでリスク回避をすることができます。給与関係の業務を丸投げすることで、その業務にまつわるノウハウが蓄積しない点については、決算時の会計士同様の考え方ですが、そもそも給与計算のノウハウを必要としない企業であってもいいのではないでしょうか。自社企業のコアとなる業務以外は外部委託で済ませられるなら、年末調整や賞与時期などの季節的な人員確保も必要なくなります。アウトソーシングできる部分は最大限に利用し、コア業務に専念できる企業づくりができるのです。